|
金栗四三杯を受賞した久保田和真選手 |
正月の風物詩として定着した東京箱根間往復大学駅伝競走(通称:箱根駅伝)は、本町出身で「日本マラソンの父」と称される故・金栗四三氏が創設された大会です。
本町では、金栗氏の名前を箱根駅伝の歴史に刻むとともに、町のPRになればと考え、平成15年に関東学生陸上競技連盟へ申し出を行った結果、第80回大会から最優秀選手賞が設けられ「金栗四三杯」の贈呈がスタートしました。本町から寄贈している「金栗四三杯」のカップは、金栗氏が1911年ストックホルム五輪国内予選会で、当時の世界最高記録を塗り替えて優勝し受賞された時のカップを複製したもので、箱根駅伝の閉会式において和水町長が毎年授与しています。この度開催された第92回を迎えた今大会では、出場21回目の青山学院大学が往路、復路ともに制し、2年連続の総合優勝を成し遂げました。
また、最優秀選手賞には往路1区(21.3km)で快走を見せ、チームの優勝に大きく貢献した青山学院大学の久保田和真選手(熊本県出身)が選ばれ、福原町長から金栗四三杯が授与されました。