金栗四三生家記念館の閉館について
平成31年1月11日(金曜日)から運営してきました和水町中林地区の「金栗四三生家記念館」は、令和3年3月28日(日曜日)をもって閉館します。
当初は、令和元年12月をもって閉館する予定でしたが、好評につき、これまで開館してまいりした。
開館期間中は、全国各地から総勢82,000人を超えるお客様にお越しいただき、多い時には1日に1,000人を超える日もありました。
金栗四三生家記念館を通して、故・金栗四三翁の幼少期や学生時代の様子、オリンピックにかける想い、日本のスポーツ発展に尽力したエピソードなどを多くの方々に知っていただくことができました。
和水町は、金栗四三翁が遺した有名な言葉「体力・氣力・努力」の教えを継承していくためにも、今後更なる顕彰を推進して参りますので、皆様のご理解とご協力をお願いします。
令和3年4月1日以降の金栗四三の生家の運営について
令和3年4月1日以降は、金栗四三の生家として運営してまいりますので、引き続き、ご愛顧賜りますようよろしくお願いします。
その概要は、次のとおりです。
1 名称
金栗四三の生家
2 位置
熊本県玉名郡和水町中林546番地
3 利用方法
生家は、外観を無料で自由に見学することができます。お気軽に生家の広場内にお入りください。特に、金栗四三翁が幼少の頃勉強した専用の学校部屋は、窓越しに中を見ることができ、必見です。この他にも、片道6kmの道のりの往復でオリンピックの基礎を築いた駆け足登校の発着点、シナモンの木、体力・氣力・努力の記念碑、そして生家のある里山の原風景がおすすめです。
また、玄関口及び井戸付近に、QRコードの看板を設置しています。そのQRコードをお手持ちのスマートフォンで読み取ると、生家の屋内の様子がわかる360度バーチャル映像(音声ガイド付き)を楽しむことができます。
※予約制で屋内観覧をすることができます。
生家の屋内を観覧希望の場合又は生家を展示やイベント等の目的で使用したい場合は、使用を希望する日の10日前までに、教育委員会へ「金栗四三の生家施設使用許可申請書(様式第1号)」を提出してください。
また、生家の観光での屋内観覧をはじめ、学校の総合学習や社会科見学旅行等で屋内観覧を希望される場合は、別途、有料ボランティアガイド「ふるさとガイド」による金栗四三翁の生き様や考え方を学ぶ金栗塾(ガイド1人30分~60分1,500円(お客様30人まで対応可))がおすすめです。
5 利用できない日
(1)毎週火曜日 ※火曜日が祝日の場合は、その翌日
(2)12月26日から翌年1月4日まで
6 使用料
(1)生家の屋内を観覧するとき。
個人:200円
団体(20人以上)100円
(2)生家又は広場において展示・イベント・講座等を開催するとき。
(ア)町民・町内事業所
生家:1,000円
広場:500円
(イ)町外者
生家:2,000円
広場:1,000円
(3)生家の屋外から生家や広場を観覧するとき。
無料
7 使用料の減免
次のいずれかに該当する場合は、該当する番号に応じて使用料を減額又は免除します。
また、減免を受けようとするときは、「金栗四三の生家施設使用料減免許可申請書(様式第2号)」の提出が必要となります。
(1)町又は教育委員会が主催して使用するとき・・・全額
(2)町又は教育委員会が共催して使用するとき・・・全額
(3)町内の学校、幼稚園、保育園、子ども会、PTA、分館、行政区、スポーツ団体、文化活動団体又は公共的団体の行事として使用するとき・・・全額
(4)町外の学校、幼稚園、保育園、子ども会又はPTAの行事として使用するとき・・・100円
(5)県内の旅館、ホテルその他の宿泊施設、交通機関若しくは旅行会社の関係者又は町の観光ガイドの活動をする者が使用者の案内又は研修の目的で使用するとき・・・全額
(6)身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳又は介護保険被保険者証(要支援・要介護認定者に限る。)を提示した者が使用するとき・・・全額
(7)金栗四三の生家施設の使用者の増加を目的に発行することを教育委員会が認めた割引券等を提示した者が使用するとき・・・町長が相当と認める額
(8)その他町長が特に必要と認めるとき・・・町長が相当と認める額