旧山野家
山野家の住宅は、熊本県玉名郡玉東町白木のやや高台にあった民家です。建築年代は確定できていませんが、下張りに安政5年(1859年)前後の古文書が使用されているので、江戸末期の建築と推定されます。
屋根は、整形四つの間取りの床上部分と土間部分からなり、棟の形がコの字型をした「くどつくり」と呼ばれる形態をとっている。谷が裏側にくる裏田谷型となっており、正面から見ると直屋にみえる。この建物は熊本県北の地方風土を表した貴重な民家で、建築当初の形態を良く表している。
現在は、Wi-Fi設備を完備し、ワーキングスペースとしても使用できます。
宿泊体験できます。