地域包括ケア病床開設のご案内最終更新日:2016年04月28日
Q:地域包括ケア病床とは?
急性期治療を終了し、すぐに在宅や介護施設へ移行するには不安のある患者さまに対し、在宅復帰に向けて治療・看護・リハビリを行うことを目的とした病床です。
在宅復帰をスムーズに行うために「在宅復帰支援計画」に基づいて、主治医、看護師、専従の理学療法士、在宅復帰支援担当者(医療ソーシャルワーカー)等が協力して、効率的に患者さまのリハビリや在宅復帰支援(相談・準備)を行っていきます。
Q:どのような場合に入院できるの?
主に次のような患者さまが対象です。
(1) 入院治療により状態は改善したが、当院にてもう少し経過観察が必要な方
(2) 退院に自信がない方
(3) 在宅復帰へ向けての積極的なリハビリが必要な方
(4) 在宅での療養準備が必要な方
Q:入院期間は?
地域包括ケア病床は、在宅復帰を目的にした病床で、入院期間は最長60日です。
Q:入院費はどうなるの?
定められた地域包括ケア病棟入院医療管理料を算定します。
入院費は定額で投薬・注射・処置・検査料等が含まれます。詳しくは外来受付の医事出納係職員にお尋ねください。
なお、後期高齢者(75歳)以上の方は月の医療費の負担上限が定められていますので、一般病棟の場合と負担上限は変わりません。
Q:入院に対する留意点
一般的な血液検査・レントゲン検査・投薬治療は可能ですが、一般病床で行うような高額な医療品の投薬や特殊な検査、手術などには対応できません。
症状の変化により、主治医が集中的な治療が必要と判断すれば、一般病床に転床する場合があります。
リハビリの様子
ご不明な点は、病棟師長、又は地域福祉連携室までお気軽にお尋ねください。