令和７年１１月９日（日）から１１月１５日（土）までの７日間、秋の全国火災予防運動が実施されます。
　これからの季節は、空気が乾燥し、火災が発生しやすい状況となります。次のことに注意して、尊い命や財産を火災から守りましょう。

統一標語

『急ぐ日も　足止め火を止め　準備よし』

（左）令和７年秋季全国火災予防運動ポスター
（右）２０２５年度全国統一防火ポスター

重点推進項目

１　地震火災対策の推進
２　住宅防火対策の推進
３　林野火災予防対策の推進

推進項目

１　防火対象物等における防火安全対策の徹底
２　製品火災の発生防止に向けた取組みの推進
３　多数の者が集合する催しに対する火災予防指導等の徹底
４　乾燥時及び強風時の火災発生防止対策の推進
５　放火火災防止対策の推進

住宅火災を防ぐために確認してほしいこと

住宅用火災報知器を設置し、適切な維持管理をしましょう
住宅用火災報知器の電池の寿命は、概ね１０年です。設置後１０年を経過するものが増加しており、火災時に適切に作動しなくなる割合が増加していくことが懸念されます。火災による逃げ遅れを防ぐため、住宅用火災報知器は半年に１度は点検しましょう。

安全装置付きの火気使用器具及び消火器具を使用しましょう
住宅における出火防止や初期消火の対策には、安全装置が設置されている暖房器具、調理器具等の使用や、住宅用消火器、エアゾール式簡易消火具等の設置が有効です。消火器等は使用期限が切れていないか確認し、切れていた場合は交換しましょう。また、放火火災防止のため、家の周りに燃えやすいものを置かないようにしましょう。

電気器具は適切に使用しましょう
電気に起因する火災は増加傾向にあり、令和５年中は最も多くなっています。電気火災の約８割は電気器具の不適切な使用、維持管理不良によるものであることから、製品の取扱説明書に従い、正しく使用・管理しましょう。
また、近年リチウムイオン蓄電池等の充電式電池に起因する火災が増加傾向です。充電式電池に起因する火災の予防にあたっては、PSEマーク等が付された製品の購入、使用時の取扱説明書の遵守、電池の膨張などの異常が生じた場合の使用中止等の措置が有効です。
近年、リチウムイオン蓄電池等の充電式電池に起因する火災が増加傾向です。充電式電池に起因する火災の予防に当たっては、PSEマーク等が付された製品の購入、使用時の取扱説明書の遵守、電池の膨張などの異常が生じた場合の使用中止等の措置が有効です。
また、不要となった充電式電池の不適切な処分により、ゴミ処理施設等での火災が発生しています。和水町では、住民環境課が使用済み二次電池の回収を行っています。詳しくは下記をご覧ください。

使用済み二次電池の拠点回収を開始しました

たばこ火災に注意しましょう
住宅火災による死者数を出火源別に見たとき、令和５年中で最も多いのがたばこです。その中でも、寝たばこに起因する死者が多く発生していることから、寝たばこをしない、喫煙する際にはふた付きの灰皿や水を入れた灰皿を使用し、たばこの確実な消火を行いましょう。

防炎品を使用しましょう
カーテンやじゅうたんに防炎物品を、また寝具や衣類等に防炎製品を使用することで、住宅における出火防止や出火した際の拡大防止につながります。

住宅防火　いのちを守る１０のポイント.pdf

政府広報オンライン
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201603/3.html#firsrSection
 

和水町消防団による非常招集訓練及び防火パレードについて

　和水町消防団では、この運動に併せて、１１月９日（日）に非常招集訓練及び防火パレードを実施します。
　非常招集訓練では、午前６時から防災行政無線のサイレンを屋内・屋外とも鳴らします。
　早朝から、町民の皆様には、大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。
　また、午前９時から消防積載車による防火パレードも予定しております。

〇問い合わせ先
和水町役場総務課　消防交通係　℡0968-86-5720
有明広域行政事務組合消防本部　予防課　℡0968-73-5273