金栗四三生誕の地、和水町では、「金栗四三」、「コロナとランニング」、「コロナとスポーツ」などをテーマにした川柳作品を令和2年10月1日から令和2年10月31日にかけて募集しました。
つきましては、厳正なる審査の結果、次のとおり入賞者を決定しましたので、お知らせします。 まずは、入賞された皆様、誠におめでとうございます。また、北海道から沖縄まで全国のたくさんの地域から多くの皆様にご応募いただきまして、本当にありがとうございました。金栗四三翁は、日本人初のオリンピックのマラソン選手として第5回ストックホルムオリンピックに出場。金メダルを期待されていましたが、26km付近で倒れて意識不明となり、結果的に行方不明扱いとなって、夢をかなえることができませんでした。その後もオリンピックに2度、合計3回出場しましたが、成績はふるいませんでした。しかしながら、当時のマラソン世界記録を3度も塗り替え、日本のランニングシューズの元祖である金栗足袋を開発し、高地トレーニングの導入や箱根駅伝の創設など素晴らしい業績を残しています。また、マラソンランナーの後進の育成や女性スポーツの振興等にも力を注ぎ、その功績は誠に顕著であります。
特に、金栗四三翁のあきらめないチャレンジ精神は、現代の新型コロナウイルス感染拡大状況下の自粛生活や先行き不透明な状況にあって、生きる道しるべになるのではないかと思っています。
今回の川柳コンテストにおいても、金栗四三翁の考え方や生き方を詠んだ句が多く投稿されました。
このコンテストを通じて、「体力・氣力・努力」の金栗イズムを少しでも伝えることができたらうれしく思います。
結果発表
※入賞者には和水町の特産品を郵送します。
※年齢は令和2年11月30日現在で表示しています。
応募数
【小中学生の部】
応募作品数:418作品
応募者数:375人
【一般(高校生以上)の部】
応募作品数:1019作品
応募者数:501人
〇合計
応募作品数:1437作品
応募者数:876人
【金栗四三生家記念館】特別展示を開催中です
令和2年12月16日から令和3年3月31日まで、川柳コンテストの入賞作品を金栗四三生家記念館に特別展示しています。