和水町の手漉き和紙の歴史は、元和5年(1619年)にさかのぼります。特に江戸時代から明治時代にかけては、和紙生産を主産業として栄えました。最盛期には850軒もの紙漉き農家があり、明治12年には熊本県内生産の65%を占める手漉き和紙の一大産地として隆盛をきわめていました。
しかし、時代の流れとともに衰退し、昭和37年を最後に姿を消してしまいました。和水町では、手漉き和紙製作技術の復活と保護・保存を目指して「手漉き和紙保存会」を平成4年に発足し、現在も町内外の多くの方に手漉き和紙の魅力を伝えています。「手漉き和紙の館」は平成10年に開設され、体験学習交流の場として活用されています。
○名刺サイズ(10枚単位),葉書サイズ(4枚単位),色紙サイズ(1枚単位),A3サイズ(1枚単位)
○現在町内の小中学校の卒業証書はすべて個人で作成したものを使用している。
○児童・生徒の修学旅行及び体験学習として人気がある。