戦国肥後国衆まつり
最終更新日:2016年09月29日

戦国肥後国衆まつり

 和水町にある国指定史跡「田中城跡」は、肥後国衆のひとりである和仁氏の居城跡地です。

 田中城跡のふもとにある「歴史と文化のふれあい広場」には、和仁一族である和仁勘解由親実、和仁弾正親範、和仁人鬼親宗の三兄弟の石像が飾られています。

 

 天正15年(1587年)、豊臣秀吉の命を受けた肥後の領主佐々成政の検地に抵抗した肥後の国衆たちは「肥後国衆一揆」を起こし、和仁氏は姉婿の辺春氏とともに田中城に立て篭もりました。

 秀吉はこれに激怒し、小早川秀包・安国寺恵瓊などの諸将に命じて1万の兵を派遣して兵糧攻めを行いました。

 和仁側は1千あまりで抵抗しましたが、約40日の篭城後、落城してしまいました。

 その際、豊臣秀吉軍が作成した「辺春・和仁仕寄仁陣取図」は日本最古の陣取図として知られています。

 

 和水町では、毎年2月第2日曜日に「戦国肥後国衆まつり」が開催されています。

 まつりのメインは「武者行列」と「国衆一揆の再現」で、戦国武者に扮した約60名が和仁軍勢と豊臣軍勢に分かれ、壮絶な一揆の様子を再現します。

 刀や鉄砲を用いた迫力ある合戦がお楽しみいただけますので、ぜひ皆様ご来場ください。





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